2024年5月23日木曜日

よりみちことり

こんにちは。

ことりの齋藤です。

前回の投稿にてお伝えした通り、わたしたちは2023年10月1日より、新しい仲間たちとともに「訪問介護ことりと風」として走り始めました。

走り始めてからすでに半年以上が過ぎましたが、実はその間にもう一つ新たな取り組みが始まりました。


それは、

よりみちことり


いままで訪問介護ことりの事務所として使っていた一里塚のバス停前のあのスペースを、いろんな方に使っていただけるよう、いわばレンタルスペースのような形で生まれ変わらせました。

2024年2月よりスタートしたこの場所は、すでに

・会議スペース

・ワークショップスペース

・イベント会場

・ワーキングスペース

・女子会会場

・語学教室

などいろいろな目的で使用いただいています。

そのほかにもご相談くださった方と話していると、「おーこの場所にはそんな可能性もあったのか!」とわたしたちが見つけられなかったこの場所の魅力に驚くこともあり、とても面白いです。やっぱり出会いからいろんなことが生まれますね。


よりみちことりについて気になるな~という方は、

ぜひインスタグラムのページをフォローしていただければと思います。

最新の情報はインスタグラムに掲載してまいります。

スペース利用のお問い合わせについても、インスタグラムのDMにてお受けしております。


どうぞよろしくお願いします。




2023年9月26日火曜日

訪問介護ことりは…

かれこれ2年ほど、ブログを更新しておりませんでした。
みなさまお元気でしょうか。
ことりは…元気です!

お久しぶりなみなさまへ、突然ですがご報告があります。

訪問介護ことりは、2015年6月1日にはじまりました。
始まるときには、国分寺の仲間たちや介護の先輩方が手伝ってくれて、トンカンしたりペタペタしたり合間にそうめんを食べたりしました。
看板に大きく「訪問介護」と書いてあるのに焼き鳥屋さんだと思われたり、ことりの病院だと思われたり、マッサージ屋さんだと思われたり、同業の方から「訪問看護」と言われたり、正式な書類に「ことり」しか書いてなかったりして、そのたびに「今度はそう来たか!」と思ったりしていました。

訪問先の方にも恵まれ、大波・小波、ときに荒波に揉まれるような日々で、
人間関係の渦の中で揉みくちゃにされてみたり、人生訓を突然告げられたり、大真面目におもしろい話を聞かせてくれたり。あぁこの仕事をしていてよかった、この事業所を始めてよかったなと度々思っておりました。


おほほほほ。ここまで読んだ方は、
「あれ?ことり 店仕舞いか?!」と思われたかもしれませんね。


なんと、訪問介護ことりは、2023年10月1日に、訪問介護ことりと風に生まれ変わります!!

えー!!


生まれ変わるというのは違うか。

訪問介護事業所風ぐるまさんと事業を統合して、あらたなチームとして走り出します。
最小規模の訪問介護事業所として胸を張っていたことりでしたが、これからはそうもいっていられなくなります。

まずは訪問介護の事務所が西国分寺に移ります。今度はもっとまじめな感じの事務所になります。
そして、訪問介護ことりがあった一里塚バス停前の事務所は、これまたあらたな「場」として再出発すべく現在準備中です。この場所が大好きなので、何かここでやりたいと画策しております。これについては、また改めて。


いつも応援してくださっている方々、ちょっと気にかけてくださっている方々、
どうもありがとうございます。
これからのことりも、ことりと風も、どうぞよろしくお願いいたします。

2021年12月3日金曜日

訪問介護のヘルパーをやってみたいなら ~初任者研修情報~

ヘルパーをやってみたいと少しでも思うことがある人が、まずやってみることができるといいなと思い始めました。

今までは「中途半端な気持ちでやってはいけない」みたいな気持ちがあったのですが、気持ちが変わり始めています。「適当でいいよ」ということではもちろんありません。それについてはまた書きたいと思います。


というわけで、今日は資格取得情報です。


訪問介護のヘルパーとして訪問するには「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」以上の資格が必要です。

介護の資格には、無資格から初めて仕事をしながら資格を取っていくというやり方ができる職場もあるのですが、介護保険の訪問介護については有資格者のみと決まっています。全国統一です。


余談ですが、ことりには「訪問介護の話を聞きたいんですけど…」っていうお問い合わせがそれなりの量あります。大体そのお問い合わせをくださる方は、結果としてことりで働かないことが多くて、それって時間ばかり取られてどうなの?と思う方もいるかもしれないですが、おそらく調べてもよく分からないとか、情報を出そうにも出せない側の話とかもあってということだと思うので、関心を持ってくれて(さらに、ことりではないにしても、介護の仕事に就くことにつながるのであれば)わたしたちのできる範囲で話をするのも必要なことなのかなと思ったりもしています。基本的なことは調べてみてから来てほしいなと思うことはありますが。


それで、はじめの話に戻るのですが、訪問介護の仕事をするには資格が必要です。

資格をとるには時間もお金もかかります。市が無料で開催しているところもあるみたいです(近いところだと小金井市さんとか)。

国分寺市は補助金が出ます。詳細はこちら


令和3年12月1日号の市報(9面)に、研修の情報が載っていました。(興味のある方はここから先はご自分で調べてみていただけるといいかなと思います。立川市周辺に住んでいる人が対象、と書いてあります。国分寺市が主催ではありません。)


今、本を読んでいます。まだちゃんと読めていないので適当なことは言えないのですが、訪問しているケースのこともあり、今まで当たり前だと思っていたことを見直す機会になっています。

ではまた。

2021年11月30日火曜日

具体的な誰かの困りごと

 「BUNJOVI」というのをやっている。仲間たちと。

それはそれは個性的なメンバー(65歳以上)が集まり、地元の商店街のさんま祭りで舞台にも立って、結構な評判をいただき、「想像していたのと違った!感動した!」「うちのイベントにも来てほしい」とかうれしいことをたくさん言ってもらって、メンバーもスタッフも大喜びして次の歌も練習していた矢先に、コロナ。この方たちが集まって歌うなどということは、到底できなくなってしまった。けど、それなりにいろいろとやっている。歌以外。

そんなメンバーから、夜遅くに電話が来た。
どうやら酔っぱらっている。本人も自覚をしていて、あれこれ質問してくるのだけど埒があかないから「明日ことりに来たら?その時話そう。」と夫が言う。
数時間したらまた電話が来て、「明日来るって言ってたよ」と言う。
次の日、「なんか覚えてないけど、ことりに行くってメモがあったから来た」と言って、電話の質問と別の話をして帰っていった、らしい。


夫(社長)と話していたときに、
「あの人たちをもし介護することになったとして、今のやりかたで満足することができるかなって思ったら、できない気がした」と言う。

「満足って、誰が?自分が?メンバーの人?」
「うーん、よくわからないんだけど。」

事業所会議を開こうと思ったら、臨時の訪問依頼が入った。


この辺りの話を、それぞれがそれぞれに出会ったことをベースに、思いついたときに言葉にして、ということが最近続いている。

でも具体的な誰かを思い浮かべて、具体的な誰かの具体的な困りごとを知っているのであれば、間違った方向にはいかない気がするから、これはきっと大事なことだ。



2021年10月5日火曜日

対応のクセが、狭めているかもしれない

 「家族の負担感」→サービスの追加ってよくあるけど、それでよかったねってケースばかりじゃない。

介護保険に当てはめるとそれしかないってことになるけど、それしかないのは分かるけど、ということもある。理想の家族像とかの話ではなく、人と人のやりとりに第3者として関わる身として、自分自身に対して「君、考えるのをやめたの?」と思ってしまうことがある。



2021年8月13日金曜日

今日もことり

 生存確認のご連絡をいただきました。

ブログやインスタグラムなんかを更新せずに放っておいたので、「もしかしたらもうやっていないんじゃないかと思って。」と。

大変失礼いたしました。

まだ営業しております^^



連日の暑さでもクーラーをつけずにお過ごしの朋子さん(仮名)に、

「今日は暑いですよ、ゆで卵になっちゃいますよ」と言ったら、

「じゃあ茹でトモ子ね。茹でトモ子ができましたよ~って息子に連絡しようかしら」と返されたり、



期間限定の訪問が終了した方へ暑中見舞いのお葉書を出したら

(サービス以外では訪問してはいけないことになっているので)、

果たし状と見紛うような、迫力のある達筆のお返事を書いて送ってくださったり、



九州や広島での雨の被害を伝えるニュースを見た方が心配してくださり、

ヘルパーが到着してすぐに「もうそろそろ帰った方がいいんじゃない?」と言ってくださったり、



尿パックの中の尿を捨てる前に、おじいちゃんから量予想の対決を挑まれたり、



髪を短く切ったら「すごくチャーミングになったわね」と言ってくださるので、

調子に乗って「じゃあ今まではそうじゃなかったってことですか~」と言ったら、

「野暮なことを聞かないの」とたしなめられたり、


そんな日々を送っています。


落ち込んだりもしたけれど、

今のところ元気にやっています。

2020年3月9日月曜日

訪問介護を説明せよ


訪問介護のことを知りたい、興味があるので話を聞きたいというご連絡が何件かつづいて、わたしたちも知りたい・興味があるという方の話を聞きたいと思い、お会いすることがこのところ続いていた。

でも、訪問介護のことや日々のことを言葉にして説明するのがむずかしい。何回話しても、ぜんぜん言葉が現実を捉えていないような気がして、家に帰ると落ち込んでしまったりする。

何に落ち込んでいるのかと考えてみる。

あの人だったらもっと上手に説明できるんだろうな、と能力のある人と比較して落ち込む。
思ったような反応を得られないと、あれ?伝わらなかった?!と落ち込む。魅力を伝えられなくてごめんなさいという気持ちになる。(訪問介護さん、みたいなものに対して)
自分自身おもしろいなと思って仕事をしているのだけど、何を、どの辺を話したらそれが伝わるのかがよくわからない。


この情勢下で、夜に開催される会議や研修が中止になることが続き、少し時間ができたので、読みたいと思っていた本を何冊か開くことができた。
本を読むのが好きで、とても好きで、でも本を読むのには心や体の準備が必要だったんだなと思った。読めない時、というのが確かにある。物語だったら読めるという時もあるし、学術書が読めるときもある。読みながら考えられるときもあるし、書き手の方の癖のようなものを追ってしまう時もある。

それで思う。みなさん言葉にするのが上手だな~と。
(この表現自体、小学生みたいだ…いや小学生でももっと上手に気持ちを言えるなぁ)

言葉は、箸みたいな感じがする。
お鍋をして、しめにうどんを入れて、あーごちそうさま!って食べ終わる。お箸が上手な人は、汁の中に泳いでいる野菜や魚の欠片や短くなったうどんもつまんで、食べて味わえる。それをみて、わたしは「それが入ってたの、知ってる。」「よく取れるね」と思うんだけど、あるのを知っているのと、それをつまみあげることができて、しかも味わうことができるというのは全く別物だと思う。お玉で汁ごとすくって飲んでしまっては、違うんだなぁ。

言葉にする練習の一つが、きっと本を読んでたくさんの表現に触れることなんだと思う。
訪問介護を知ってもらうためには、もっと本を読むべきだということになる。
本を読むために、心の余裕を作るために、仕事をしなくていい、ということにはならない。

□

訪問して、利用者さんから元気をもらうということがある。元気づけてもらうのではなくて、何となく元気になってしまう、こちらが。そういうことがある。なんでだろうね、あるよね~みたいな話になる。

「元気を吸い取ってしまってるんじゃないか」という人もいる。
わたしが最近思うのは、照り返しじゃないかということ。(こちらがケアするしないにかかわらず)相手の命が・時間が脈打っているような時間に立ち会えたときに、その光を浴びているんじゃないかと思う。
やっぱり生活は「生命の活性化」なのかな。

2020年2月19日水曜日

事例検討会がすきです

先日、国分寺市内の訪問介護事業所有志が集まり、事例検討会を行いました。
昨年の秋頃から、2カ月に1回のペースで行っています。
事例を提供する人は個人が特定されないようにすること、参加する人は会の中で知り得た情報は口外しないということを確認して、スタートします。

仕事のあとに集まって、事例検討会。
まず発表者が事例を説明し、抱えている課題を提示。
集まっている人たちからの質問を通してその事例についての理解を深めながら、課題をほぐしたり解決していくための視点や案を探していきます。

終わったら、みんなでご飯。
でもだいたい、ご飯を食べている最中もアーダコーダが続き、
時間が来るとパーッと解散!

■■■
わたしたちが初めて事例検討会を経験したのは、
国分寺市の万葉の里で行われている高次脳機能障害に関する研修にお誘いいただいた時のこと。

ある方のケアで知り合った事業所の方から、「今度事例検討会で発表をするので、よかったら来ませんか?」とお知らせをいただきました。


いろいろな職種の方が集まって、「この方(事例の中の当事者の方、そのご家族)が地域でその人らしく暮らすために、わたしたちはどんなことができるか」ということを真剣に話し合う空気。
その帰り道の興奮は今でも忘れられません。

会場を出たときに「わたしたち、もっと頑張れることがあるような気がする。」と、
エネルギーが満たされている感じがありました。

何回か参加させていただく機会を経て、「こういうこと、介護でもできないかな」と話し合い、関心を持ってくださいそうな方へ声をかけて、始めてみたのが私たち流の「事例検討会」です。

■■■
1月に開催した時、事例を発表してくださった方から、
「今回事例を提供したケアは困難に感じる要素が多く、
ケアを成立させるためにどうしたらいいか(技術や手順、方法)、ということに頭が向いていた。
でもみなさんと話をしながら、こういうこと(その方の気持ち、信頼関係)を考えるのを忘れていたかもな…」というお話が最後にでました。
(言葉通りではないので、おっしゃっていたこととズレがあるかも。ごめんなさい!)


そうなんです。
事例検討会のいいところは、答えが出るところではなく、
自分が作ってしまった枠に気付いたり、一生懸命になりすぎて見えなくなっている死角に気付いたり、新しい捉え方を発見したりするところだと思います。

それぞれの経験を少しずつ持ち合って、分け合う。
一つひとつのケアが、似たように見えても全く異なっていますし、同じようなケアをしても相手の方の状況や環境によっても、対応するヘルパーによっても、日によっても、タイミングによっても結果は全く異なるもの。
仲間が集まると、経験値はぐんとひろがります。

尊敬できる先輩や仲間がいる国分寺で、事業所を開いていることを誇りに思う今日この頃です。

2020年1月31日金曜日

気持ちのいい瞬間


訪問していて「気持ちがいいな」と思う瞬間がある。
それがどんな時なのがうまく言葉になっていないが、わたしがいない、スーッと。そんな感じの瞬間だ。

例えば今日は、
言葉数のとても少ない、時々時間を行き来するAさんのお手洗いのお手伝いを終えて、ズボンを上げている時。
ズボンのゴムが少しきつくて、力を入れてズボンを上げるのでふらつきはしないかと心配するのだけど、Aさんはびくともしない。(わたしたちの事業所で訪問している方の中で、最高齢)
ピリピリと軽い音がして、その後何かAさんが言ったのだけど、よく聞こえなかった。
笑って流そうとしてしまって、いやいやと思いなおして、「何でしたか?」と聞きなおしたら
「おーなーらー。出たのっ!」
とおっしゃって、とても軽く。そして、いつもの動作に戻られた。


「オナラ出ちゃったわ、ごめんなさいね。」でもいいし、
「…(聞こえないふり)」でも全くもっていいのだけど、
あまり詳しくは説明しません。お天気のよさも相まって、いいなと思った。


ここのところ、わたし自身はの話ですが、ありがとうと言ってもらえることの価値をあまり重視していないような気がする。ありがとうと言ってもらえるのはありがたい。でも一方で、そのことを目指していないというか、待っていない気がする。
(もちろん、相手のことを考えないという意味ではなく)

2020年1月23日木曜日

押しても引いてもダメなら、さすってみろ!


先日、「やめて!」という声で目が覚めた。
寝ぼけて、隣に寝ていた家族のお腹をさすっていたようだ。全く覚えていない。
申し訳ないけど、覚えていないのであまり申し訳ない気持ちになれなかった。


ケアの一つとして、摘便を行う看護師さんのサポートをすることがあった。
 ◇摘便 てきべん
  肛門から指を入れ、便を摘出する医療行為。
  直腸内に便がたまり、自然排便できないときに行う。(Wikipediaより)

看護師さんがお腹をマッサージする様子を見ているとやり方は人それぞれで、力を入れてお腹を絞るようにされる方法もあれば、押してほぐすように見えるような方法ある。


そして、ある看護師さんはゴム手袋を外して、両手で揺らすようにお腹をさすっていた。
見ているだけでも気持ちが良さそうだった。
「皮膚のすぐ下にリンパが流れているし、腸は自分で動けるので、このくらいでいいって私も習ったの~」と教えてくださった。

その方が摘便をする日は、
「顔を見るだけでお通じが出そうな気がする」と利用者さんがいい、
看護師さんは「やだー!」と笑い、わたしもつられて肩の力が抜けていた。
そして何より、気持ちのいいお通じを出されることが多かった(ように感じた)。



ということを、家族の悲鳴を聞いて思い出した。
そして、寝ぼけ半分で、
「押しても引いてもダメならさすってみろ、ってことかな」と思った。
力ずくで何かを動かそうとするのではなくて、さするように流れを整えたりきっかけを作ったりリラックスさせる(する)ことで自然と動き出す状況をつくる。

というのは、こじつけかな。

2019年12月24日火曜日

目標


ことりに訪れる出会いのうち、「ブログを読んでいます」と言われることが多くあります。本当にありがたいことです。
(全体のビューの数はそう多くない、こっそりとしたブログなのによく見つけてくださったなという気持ちと、見てくださっている方の中でことりに訪れてくださる方が多いのだということへの驚きで胸がいっぱいです)

だったらやっぱり、更新していかないといけないなと思い、書いては止まり、止まっては書き、そして今日もこうやって書き始めてみました。

介護のことは身近でないけど、老いることや年を重ねること、そういう方と一緒に暮らしていくことについては少し身近に感じられる。この場が少しでもそういうきっかけになったらうれしいなと思います。小学生のような文章ですね~



それから、心のどこかでは、若かりし日の自分に向けて書いているところもあります。

というのも、
仕事に就くことが人生の視界に入ってきた頃、「福祉関係が向いているんじゃない?」と言われることが何度かありました。

その頃わたしはまちづくりの仕事に就きたいと思っていました。そこに住んでいる人が自分の暮らすまちを愛して自慢したくなるような、商業施設があるからじゃなくまちに誇りを持てるような関わり方ができるような、そんなまちを育てる仕事に就きたいと、メラメラしていました。若かったんです。

だから、「福祉」という言葉を聞いて「なんでそんなつまらない仕事をしないといけないの?もっとクリエイティブな仕事をするんだ!」などと、生意気な鼻息をフンフンとやっていたわけです。

福祉のお仕事をされている、すてきな大人の方に出会う機会にも恵まれていたにも関わらず、です。


それから数年が経ち、母の介護・看取りを経て、こうやってここにいるわけですが。 

先日、大好きなおばあちゃまに「あなたのように色々な経験をした人が、こういう仕事に向いているんだろうね。」という言葉をいただきました。とてもうれしかったです。

実際にサービスをお届けしている方からの言葉であること、過去をぐるっと肯定してもらえたように感じたこと、そして自分がこの仕事を愛していることも加わって、「あぁ、わたしもこんな言葉を言えるようなおばあちゃんになりたい」と心底思いました。

介護者失格だなと思うことも多々ありますが、この言葉に見合うようなヘルパーになる!という、新たな目標ができました。

2019年12月16日月曜日

研修に参加してきました【その2】国分寺には、介護道場がある!

訪問介護ことりでは、現在ヘルパーさんを大募集中です。
特に、来年の3月までに働き始めることのできる方、大歓迎です!

お気軽にお問い合わせくださいませ。
042-316-8547
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ヘルパーの仕事をはじめて間もない頃。
「現場に出てから通える学校はないものかっ!」と、あたふたしていました。

もちろん、
事業所の先輩ヘルパーさんは相談に乗ってくださるし、練習にも付き合ってくださるので、訪問する時の不安というのはなかったのですが、

自分の経験値が圧倒的に少ない中で、いいケアをするためには自主練が必要、自分で勉強(実技含め)する時間が必要と切に感じていたからです。

何度かネットで検索してました。
そういう、現場に出てから練習させてもらえる学校がないか。
でも、その時は見つかりませんでした…。ぐすん。


今のわたしが、当時のわたしに言えることがあるとしたら、
「国分寺には、介護道場があるよ?」です。
https://duskin-kaigo.jp/lecture/

介護道場の様子はこちら
https://ameblo.jp/kaigodoujou/

主催は、たまサービス提供責任者世話人会。
ダスキンさんに会場をお借りして、月に一度、2時間の研修です。
毎月異なるテーマで、とても具体的な内容。

今年はお声をかけていただき、世話人のひとりとして参加させていただいています。
世話人の方と受付をしながら、ケアの相談をさせていただいたり、お話したりする時間がまたいいんです。(国分寺にはすばらしいヘルパーさんがたくさんいる!)

ヘルパー歴を重ねると、先の理由とはまた別に、研修に出て行く必要性を感じます。
自分(たち)の思い込みや無知を知るためには、勉強することが必要ですし、
1軒1軒それぞれ、同じ疾患をお持ちだったとしても、お困りのことは異なっていたり、気をつけるべきことが変わってくるからです。


12/2(月)は、
「わたしたちにできること・できないこと」というテーマで、事例検討を複数行いました。
介護保険を利用された方は感じていると思うのですが、「できること・できないこと」が細かく決まっています。そういうときには、「じゃあこれはどうなの?」ということが必ず発生するものですよね。グレーゾーン。

この日は、そのグレーゾーンに焦点をあて、
参加者(みなさん介護の現場に携わる方たち。訪問、デイなど様々です。)の日頃のモヤモヤに講師の長尾先生がスパッと明確に答えてくださる、冬の空のようにすっきりと晴れ渡る2時間でした。


1つ前の記事でご報告したときの「事例検討」とはまた違って、これは「答えのある事例検討」。
ただ、その答えにどうやって辿り着いたらいいのかわからないこともあり、
学校で習った時点から制度が変わっている部分もあり、
事業所ごとで基準が異なる部分もあり、

自分が疑問に思っていたことだけでなく、ほかの方の疑問を聞く中で得られる情報もありました。
「自己流にならず、根拠のあるケアをする」ということが、ヘルパーの仕事には求められます。こうやって勉強を重ねることで、結果訪問先の方々の気持ちに添ったケアにつながっていきます。

あー国分寺に介護道場があって、よかった!

2019年12月10日火曜日

研修に参加してきました【その1】在宅医療推進の会

訪問介護ことりでは、現在ヘルパーさんを大募集中です!
特に、来年の3月までに働き始めることのできる方、大歓迎です。

お気軽にお問い合わせくださいませ。
042-316-8547
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先日参加した研修にとても心がワクワクしたので、簡単ですが記録として残しておきたいと思います。

今回は【その1】として、
11/30にいずみプラザで開催された「在宅医療推進の会」。
国分寺市と国分寺市医師会が共催の研修です。
刺激たっぷりの講演と、多職種連携を目指したグループワークがありました。

この講演がとてもパワフルで、すっかり圧倒されてしまいました。
講師は立川市の大山団地 自治会相談役の佐藤良子さん。
立川、近いのにわたしは全然存じ上げず…こんな団地があるのかと
びっくりするようなお話、たくさんあったのですが、

例えば、
・24時間相談窓口のある自治会
・両隣に声をかけあう住民のみなさん
というだけでも、「どうやってそこに辿り着いたの?!」と思わずにいられません。
メモ取りっぱなしです。

団地(1600世帯!)から孤独死をゼロにすることを目指し、20年かけて積み上げてこられた活動と熱量に、会場全体の温度が上がったように感じました。
休み時間は、あちこちで「すごかったねー」という声が聞こえていました。


そして、後半はグループワーク。
各グループ、共通のテーマで事例検討をおこないます。

わたしの参加したグループのメンバーは、
お医者さん、薬剤師さん、保健師さん、地域包括支援センターの職員さん、訪問歯科の栄養管理士さん、そしてわたし訪問介護へルパー。

このグループワーク、とても貴重な機会でして。
仕事の上でお会いする時には、ゆっくり言葉を交わすことはありませんし、どんな考え方でいらっしゃるのかを伺う機会もありません。でも、その職種にしか見えない景色・その方だから気付けた景色というのがあるはずで、そういった意味で事例検討は、毎回発見の連続です。
それぞれの方が出会った場面の一部が見えてくる言葉のなかに、自分が気づかなかった視点や光の当て方があります。

加えて、わたしにとって多職種の事例検討は、「職種」ごとに当てはめていた先入観や人格像のようなものを取っ払う大事な機会にもなっています。
怖いと思っていた(!)お医者さんや看護師さんの人柄に触れて、尊敬を新たにすることもありますし。
お仕事の中身をよく理解していなかったと気づくこともあります。そういうこと、たくさーんあると思うのです、まだまだ、介護職同士でも。


事例検討の中身はお伝えできないのですが、
わたしたちのグループは、いつも通りの暮らしがむずかしいと感じ始めたときに、地域の中に複数ある医療機関・福祉拠点に連絡する、だけでない、まちの目(大川団地の自治会のような!)が必要になるよね、でもどうやって築いていくのか…というところで時間がきました。

「国分寺を終の棲家にしたい」と言っていた方や、
「あの人、ちょっと最近表情がちがうんだよね」と言っていた方の顔を思い浮かべながら、帰りました。


次回は、「国分寺介護道場」での研修の様子をご報告したいと思います。

2019年11月20日水曜日


はじめまして。
訪問介護ことりです。


訪問介護ことりは、国分寺市東元町にあるちいさなちいさな訪問介護事業所です。
ここでは、わたしたちの取り組みや出会った方とのエピソード、日々感じていることのほか、大好きな国分寺でのことなどをお伝えしていきたいと思っています。


まちの中でそれぞれの人が「自分の人生を生きている」と感じながら暮らしていくことを応援したいと思い、事業所を立ち上げました。

はじめて「ことり」に訪れた方からは、
「ここは何のお店?」
「カフェですか?」
「焼き鳥屋さん?(笑)」
「鳥の介護をするの?」と言われたりします。

緑の多い入口や事業所内の大きな黒板、友人たちがプレゼントしてくれた鳥グッズなど、パッと見た感じ、多くの人が思う介護事業所とは異なるのかもしれません。
(ちなみに事務所には鳥はいません^^)

バス通りに面していることやバス停の真ん前にあること、わたしたちが必要としているよりも広いスペースであることもあり、地域の方がふらりと訪ねて来られるような場所にしたいと考えていました。

そして、山あり谷ありの「介護」の時間を過ごしている方や
「介護は自分には関係ないこと」と感じられている方、
それからいろいろな情報の中にあって「年をとることは怖いこと」と思われている方それぞれに、
少しでも身近に感じていただいたり、介護に対する印象が変わったりすることができたなら…と。
(実際には、自分たちが多くの時間を過ごす場所なので、気持ちよく仕事ができる場所にしたかったという面も多くあります!)


不定期的な更新となりますが、どうぞお付き合いください。