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先日参加した研修にとても心がワクワクしたので、簡単ですが記録として残しておきたいと思います。
今回は【その1】として、
11/30にいずみプラザで開催された「在宅医療推進の会」。
国分寺市と国分寺市医師会が共催の研修です。
刺激たっぷりの講演と、多職種連携を目指したグループワークがありました。
この講演がとてもパワフルで、すっかり圧倒されてしまいました。
講師は立川市の大山団地 自治会相談役の佐藤良子さん。
立川、近いのにわたしは全然存じ上げず…こんな団地があるのかと
びっくりするようなお話、たくさんあったのですが、
例えば、
・24時間相談窓口のある自治会
・両隣に声をかけあう住民のみなさん
というだけでも、「どうやってそこに辿り着いたの?!」と思わずにいられません。
メモ取りっぱなしです。
団地(1600世帯!)から孤独死をゼロにすることを目指し、20年かけて積み上げてこられた活動と熱量に、会場全体の温度が上がったように感じました。
休み時間は、あちこちで「すごかったねー」という声が聞こえていました。
そして、後半はグループワーク。
各グループ、共通のテーマで事例検討をおこないます。
わたしの参加したグループのメンバーは、
お医者さん、薬剤師さん、保健師さん、地域包括支援センターの職員さん、訪問歯科の栄養管理士さん、そしてわたし訪問介護へルパー。
このグループワーク、とても貴重な機会でして。
仕事の上でお会いする時には、ゆっくり言葉を交わすことはありませんし、どんな考え方でいらっしゃるのかを伺う機会もありません。でも、その職種にしか見えない景色・その方だから気付けた景色というのがあるはずで、そういった意味で事例検討は、毎回発見の連続です。
それぞれの方が出会った場面の一部が見えてくる言葉のなかに、自分が気づかなかった視点や光の当て方があります。
加えて、わたしにとって多職種の事例検討は、「職種」ごとに当てはめていた先入観や人格像のようなものを取っ払う大事な機会にもなっています。
怖いと思っていた(!)お医者さんや看護師さんの人柄に触れて、尊敬を新たにすることもありますし。
お仕事の中身をよく理解していなかったと気づくこともあります。そういうこと、たくさーんあると思うのです、まだまだ、介護職同士でも。
事例検討の中身はお伝えできないのですが、
わたしたちのグループは、いつも通りの暮らしがむずかしいと感じ始めたときに、地域の中に複数ある医療機関・福祉拠点に連絡する、だけでない、まちの目(大川団地の自治会のような!)が必要になるよね、でもどうやって築いていくのか…というところで時間がきました。
「国分寺を終の棲家にしたい」と言っていた方や、
「あの人、ちょっと最近表情がちがうんだよね」と言っていた方の顔を思い浮かべながら、帰りました。
次回は、「国分寺介護道場」での研修の様子をご報告したいと思います。