2023年9月26日火曜日
訪問介護ことりは…
2021年12月3日金曜日
訪問介護のヘルパーをやってみたいなら ~初任者研修情報~
ヘルパーをやってみたいと少しでも思うことがある人が、まずやってみることができるといいなと思い始めました。
今までは「中途半端な気持ちでやってはいけない」みたいな気持ちがあったのですが、気持ちが変わり始めています。「適当でいいよ」ということではもちろんありません。それについてはまた書きたいと思います。
というわけで、今日は資格取得情報です。
訪問介護のヘルパーとして訪問するには「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」以上の資格が必要です。
介護の資格には、無資格から初めて仕事をしながら資格を取っていくというやり方ができる職場もあるのですが、介護保険の訪問介護については有資格者のみと決まっています。全国統一です。
余談ですが、ことりには「訪問介護の話を聞きたいんですけど…」っていうお問い合わせがそれなりの量あります。大体そのお問い合わせをくださる方は、結果としてことりで働かないことが多くて、それって時間ばかり取られてどうなの?と思う方もいるかもしれないですが、おそらく調べてもよく分からないとか、情報を出そうにも出せない側の話とかもあってということだと思うので、関心を持ってくれて(さらに、ことりではないにしても、介護の仕事に就くことにつながるのであれば)わたしたちのできる範囲で話をするのも必要なことなのかなと思ったりもしています。基本的なことは調べてみてから来てほしいなと思うことはありますが。
それで、はじめの話に戻るのですが、訪問介護の仕事をするには資格が必要です。
資格をとるには時間もお金もかかります。市が無料で開催しているところもあるみたいです(近いところだと小金井市さんとか)。
国分寺市は補助金が出ます。詳細はこちら
令和3年12月1日号の市報(9面)に、研修の情報が載っていました。(興味のある方はここから先はご自分で調べてみていただけるといいかなと思います。立川市周辺に住んでいる人が対象、と書いてあります。国分寺市が主催ではありません。)
今、本を読んでいます。まだちゃんと読めていないので適当なことは言えないのですが、訪問しているケースのこともあり、今まで当たり前だと思っていたことを見直す機会になっています。
ではまた。
2021年11月30日火曜日
具体的な誰かの困りごと
2021年10月5日火曜日
対応のクセが、狭めているかもしれない
「家族の負担感」→サービスの追加ってよくあるけど、それでよかったねってケースばかりじゃない。
介護保険に当てはめるとそれしかないってことになるけど、それしかないのは分かるけど、ということもある。理想の家族像とかの話ではなく、人と人のやりとりに第3者として関わる身として、自分自身に対して「君、考えるのをやめたの?」と思ってしまうことがある。
2021年8月13日金曜日
今日もことり
生存確認のご連絡をいただきました。
ブログやインスタグラムなんかを更新せずに放っておいたので、「もしかしたらもうやっていないんじゃないかと思って。」と。
大変失礼いたしました。
まだ営業しております^^
連日の暑さでもクーラーをつけずにお過ごしの朋子さん(仮名)に、
「今日は暑いですよ、ゆで卵になっちゃいますよ」と言ったら、
「じゃあ茹でトモ子ね。茹でトモ子ができましたよ~って息子に連絡しようかしら」と返されたり、
期間限定の訪問が終了した方へ暑中見舞いのお葉書を出したら
(サービス以外では訪問してはいけないことになっているので)、
果たし状と見紛うような、迫力のある達筆のお返事を書いて送ってくださったり、
九州や広島での雨の被害を伝えるニュースを見た方が心配してくださり、
ヘルパーが到着してすぐに「もうそろそろ帰った方がいいんじゃない?」と言ってくださったり、
尿パックの中の尿を捨てる前に、おじいちゃんから量予想の対決を挑まれたり、
髪を短く切ったら「すごくチャーミングになったわね」と言ってくださるので、
調子に乗って「じゃあ今まではそうじゃなかったってことですか~」と言ったら、
「野暮なことを聞かないの」とたしなめられたり、
そんな日々を送っています。
落ち込んだりもしたけれど、
今のところ元気にやっています。
2020年3月9日月曜日
訪問介護を説明せよ
2020年2月19日水曜日
事例検討会がすきです
事例を提供する人は個人が特定されないようにすること、参加する人は会の中で知り得た情報は口外しないということを確認して、スタートします。
仕事のあとに集まって、事例検討会。
まず発表者が事例を説明し、抱えている課題を提示。
集まっている人たちからの質問を通してその事例についての理解を深めながら、課題をほぐしたり解決していくための視点や案を探していきます。
終わったら、みんなでご飯。
でもだいたい、ご飯を食べている最中もアーダコーダが続き、
時間が来るとパーッと解散!
■■■
わたしたちが初めて事例検討会を経験したのは、
国分寺市の万葉の里で行われている高次脳機能障害に関する研修にお誘いいただいた時のこと。
ある方のケアで知り合った事業所の方から、「今度事例検討会で発表をするので、よかったら来ませんか?」とお知らせをいただきました。
いろいろな職種の方が集まって、「この方(事例の中の当事者の方、そのご家族)が地域でその人らしく暮らすために、わたしたちはどんなことができるか」ということを真剣に話し合う空気。
その帰り道の興奮は今でも忘れられません。
会場を出たときに「わたしたち、もっと頑張れることがあるような気がする。」と、
エネルギーが満たされている感じがありました。
何回か参加させていただく機会を経て、「こういうこと、介護でもできないかな」と話し合い、関心を持ってくださいそうな方へ声をかけて、始めてみたのが私たち流の「事例検討会」です。
■■■
1月に開催した時、事例を発表してくださった方から、
「今回事例を提供したケアは困難に感じる要素が多く、
ケアを成立させるためにどうしたらいいか(技術や手順、方法)、ということに頭が向いていた。
でもみなさんと話をしながら、こういうこと(その方の気持ち、信頼関係)を考えるのを忘れていたかもな…」というお話が最後にでました。
(言葉通りではないので、おっしゃっていたこととズレがあるかも。ごめんなさい!)
そうなんです。
事例検討会のいいところは、答えが出るところではなく、
自分が作ってしまった枠に気付いたり、一生懸命になりすぎて見えなくなっている死角に気付いたり、新しい捉え方を発見したりするところだと思います。
それぞれの経験を少しずつ持ち合って、分け合う。
一つひとつのケアが、似たように見えても全く異なっていますし、同じようなケアをしても相手の方の状況や環境によっても、対応するヘルパーによっても、日によっても、タイミングによっても結果は全く異なるもの。
仲間が集まると、経験値はぐんとひろがります。
尊敬できる先輩や仲間がいる国分寺で、事業所を開いていることを誇りに思う今日この頃です。