2021年12月3日金曜日

訪問介護のヘルパーをやってみたいなら ~初任者研修情報~

ヘルパーをやってみたいと少しでも思うことがある人が、まずやってみることができるといいなと思い始めました。

今までは「中途半端な気持ちでやってはいけない」みたいな気持ちがあったのですが、気持ちが変わり始めています。「適当でいいよ」ということではもちろんありません。それについてはまた書きたいと思います。


というわけで、今日は資格取得情報です。


訪問介護のヘルパーとして訪問するには「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」以上の資格が必要です。

介護の資格には、無資格から初めて仕事をしながら資格を取っていくというやり方ができる職場もあるのですが、介護保険の訪問介護については有資格者のみと決まっています。全国統一です。


余談ですが、ことりには「訪問介護の話を聞きたいんですけど…」っていうお問い合わせがそれなりの量あります。大体そのお問い合わせをくださる方は、結果としてことりで働かないことが多くて、それって時間ばかり取られてどうなの?と思う方もいるかもしれないですが、おそらく調べてもよく分からないとか、情報を出そうにも出せない側の話とかもあってということだと思うので、関心を持ってくれて(さらに、ことりではないにしても、介護の仕事に就くことにつながるのであれば)わたしたちのできる範囲で話をするのも必要なことなのかなと思ったりもしています。基本的なことは調べてみてから来てほしいなと思うことはありますが。


それで、はじめの話に戻るのですが、訪問介護の仕事をするには資格が必要です。

資格をとるには時間もお金もかかります。市が無料で開催しているところもあるみたいです(近いところだと小金井市さんとか)。

国分寺市は補助金が出ます。詳細はこちら


令和3年12月1日号の市報(9面)に、研修の情報が載っていました。(興味のある方はここから先はご自分で調べてみていただけるといいかなと思います。立川市周辺に住んでいる人が対象、と書いてあります。国分寺市が主催ではありません。)


今、本を読んでいます。まだちゃんと読めていないので適当なことは言えないのですが、訪問しているケースのこともあり、今まで当たり前だと思っていたことを見直す機会になっています。

ではまた。

2021年11月30日火曜日

具体的な誰かの困りごと

 「BUNJOVI」というのをやっている。仲間たちと。

それはそれは個性的なメンバー(65歳以上)が集まり、地元の商店街のさんま祭りで舞台にも立って、結構な評判をいただき、「想像していたのと違った!感動した!」「うちのイベントにも来てほしい」とかうれしいことをたくさん言ってもらって、メンバーもスタッフも大喜びして次の歌も練習していた矢先に、コロナ。この方たちが集まって歌うなどということは、到底できなくなってしまった。けど、それなりにいろいろとやっている。歌以外。

そんなメンバーから、夜遅くに電話が来た。
どうやら酔っぱらっている。本人も自覚をしていて、あれこれ質問してくるのだけど埒があかないから「明日ことりに来たら?その時話そう。」と夫が言う。
数時間したらまた電話が来て、「明日来るって言ってたよ」と言う。
次の日、「なんか覚えてないけど、ことりに行くってメモがあったから来た」と言って、電話の質問と別の話をして帰っていった、らしい。


夫(社長)と話していたときに、
「あの人たちをもし介護することになったとして、今のやりかたで満足することができるかなって思ったら、できない気がした」と言う。

「満足って、誰が?自分が?メンバーの人?」
「うーん、よくわからないんだけど。」

事業所会議を開こうと思ったら、臨時の訪問依頼が入った。


この辺りの話を、それぞれがそれぞれに出会ったことをベースに、思いついたときに言葉にして、ということが最近続いている。

でも具体的な誰かを思い浮かべて、具体的な誰かの具体的な困りごとを知っているのであれば、間違った方向にはいかない気がするから、これはきっと大事なことだ。



2021年10月5日火曜日

対応のクセが、狭めているかもしれない

 「家族の負担感」→サービスの追加ってよくあるけど、それでよかったねってケースばかりじゃない。

介護保険に当てはめるとそれしかないってことになるけど、それしかないのは分かるけど、ということもある。理想の家族像とかの話ではなく、人と人のやりとりに第3者として関わる身として、自分自身に対して「君、考えるのをやめたの?」と思ってしまうことがある。



2021年8月13日金曜日

今日もことり

 生存確認のご連絡をいただきました。

ブログやインスタグラムなんかを更新せずに放っておいたので、「もしかしたらもうやっていないんじゃないかと思って。」と。

大変失礼いたしました。

まだ営業しております^^



連日の暑さでもクーラーをつけずにお過ごしの朋子さん(仮名)に、

「今日は暑いですよ、ゆで卵になっちゃいますよ」と言ったら、

「じゃあ茹でトモ子ね。茹でトモ子ができましたよ~って息子に連絡しようかしら」と返されたり、



期間限定の訪問が終了した方へ暑中見舞いのお葉書を出したら

(サービス以外では訪問してはいけないことになっているので)、

果たし状と見紛うような、迫力のある達筆のお返事を書いて送ってくださったり、



九州や広島での雨の被害を伝えるニュースを見た方が心配してくださり、

ヘルパーが到着してすぐに「もうそろそろ帰った方がいいんじゃない?」と言ってくださったり、



尿パックの中の尿を捨てる前に、おじいちゃんから量予想の対決を挑まれたり、



髪を短く切ったら「すごくチャーミングになったわね」と言ってくださるので、

調子に乗って「じゃあ今まではそうじゃなかったってことですか~」と言ったら、

「野暮なことを聞かないの」とたしなめられたり、


そんな日々を送っています。


落ち込んだりもしたけれど、

今のところ元気にやっています。